ほりみりおから見た世界

オリジナルスケジュールノートと、より良い明日のための深い思いの発信基地

「政治で国を変えるのは難しい」と思っている人へ

 台風の影響か知りませんが、東京はバケツをひっくり返したような雨です。タイヤ痕のように水しぶきが上がっているので、相当な雨量だと思います。

 そんな悪天候の東京ですが、今日は衆議院議員選挙投票日ということで、選挙に関するエントリーを書こうと思います。この天気じゃとても投票所に行きたいと思える気分にはなりませんけど。。。

 ちなみにわたしは期日前投票を済ませているので、大丈夫です!

 

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 あなたは、投票に行きますか?

 

 「毎回行ってるから今回も行く」という方もいれば、「一日本国民として、投票には行くべき」という殊勝な心がけの方もいれば、「投票したところでどうせ結果は一緒だよ」という消極派の方と、様々だと思います。

 

 今回は「投票したところでどうせ結果は一緒」と考えている方に向けたエントリーです。

 

 

 確かに、あなたの持つ1票と同じ1票をおよそ1億人の人間が持っているわけですから、そう考えたら小さな1票と思うのも不思議ではないでしょう。

 

 ですが、同じ考え方を持つ人間が日本に1%いたとしたらどうでしょう?

 

 (現行の制度は小選挙区比例代表並立制なので、厳密には異なりますが)、今回の衆議院議員選挙で争われる議員定数は465議席なので、1%は単純計算で4.65議席分です。

 

 実際のところ、「私一人が投票してもしなくても同じだから」という理由で投票をしなかった人の割合は、棄権者のうちの13.5%いるということが、前回の衆院選に関する公益財団法人明るい選挙推進協会(http://www.akaruisenkyo.or.jp/)の調査で明らかになっています。前回の選挙の投票率が52.66%なので、おおよそ有権者全体の6%が「投票してもしなくても一緒」と思って投票していないことになります。これは先の単純計算で議席数に換算すると、およそ28議席分になります。

 

 465分の28と侮るなかれ。28議席あれば過半数は安定多数に、安定多数は絶対安定多数になるので、影響力は結構大きいのです。各用語の説明はここでは端折りますが、気になる方はこちらのリンクからどうぞ。

www.nhk.or.jp

 

 

 さて、わたしは何も数字を示して「あなたが投票しないことでこんなことになっちゃいますよー」と言いたいわけではなく、本当に伝えたいのは、「あなたが投票しないということは、それはあなたが投票したくない人にもあなたが票を入れるのと同じことですよー」ということです。

 

 これだけではどういうことかわかりにくいと思うので、簡単に説明させてもらいますね。

 

 

 たとえば今回の選挙の結果、自民党をはじめとする現在の連立与党が60%、保守系野党が20%、リベラル系野党が20%の議席を獲得したとしましょう。

 もしあなたが投票という行動を起こさなかった場合、あなたはこの結果と同様、自民党をはじめとする現在の連立与党に0.6票、保守系野党に0.2票、リベラル系野党に0.2票入れているも同じなんですよ。だってもしあなたが投票に行っていたとしたら、この配分になることはないのだから。

 

 もしあなたが現状の政治に満足しているのであれば、連立与党に1票を投じた方がよいでしょうし、そうでないなら野党のどこかに1票を投じた方がよいはずです。だって自分が嫌いな政党に票を入れたくはないでしょう?

 

 でももしあなたが棄権という選択を取った場合、あなたは自分の嫌いな政党にも票を入れているということと同義になりますから、もしその嫌いな政党が与党となって何かあなたにとって嫌なことをしたとしても、あなたは文句を言う資格はありません。だってあなたはその政党に対して自分の持つ1票の過半数をその嫌いな与党に入れているのだから。

 

 もし自らちゃんと投票という行動を起こして、その結果支持政党が与党になって、でもその与党がちゃんと仕事してくれないというのであれば、それは自分がその政党を選択した結果だということである程度納得した上で、次はこの党には票を入れないという選択も出来るわけです。もしこの論理を否定するのであれば、かつて民主党政権が誕生し、結局自公連立という元サヤに収まった理由が説明できなくなります。

 

 ちなみに「自分が票を入れた政党がちゃんと仕事してくれなかった」のは、あなたが最優先すべきと考えている政策と政党公約がそもそも噛み合っていない場合が大半なのであしからず。政党公約と実際その政党が行った政治の乖離が著しい場合、次回の選挙でその政党は票を獲れなくなるので、「自分が票を入れても政党がちゃんと仕事してくれないから、投票に行かない」と嘆くのはお門違いです。

 

 もし自分が入れたい候補がいないなら、立候補してください。立候補するお金がないなら、集めてください。お金を集めることもままならないとしたら、あなたの政策はそこまで有権者の支持は得られないと思います。もし立候補するほどでもないなら、既存の選択肢から選んでください。もしこれ以上理にかなった意見があるのであれば、教えてください。

 

 

 長々と説明してきましたが、

 

  • 投票しない=選挙結果と同率の投票をすること
  • 投票しなかった結果、あなたが嫌いな政党が与党になっても、その選挙結果に対してあなたは文句を言う資格なし
  • 入れたい候補がいないなら立候補すればいいし、それができないならそもそもあなたの政策が支持されない可能性が高い
  • 立候補しないなら、既存の選択肢から自分に最も適当なものを選べ

 

要約すると、こんな感じかなぁと思います。

 

 ちなみに「既存の選択肢から最も適当なものが選べない」という場合。

 この場合は、あなたが「これが実現したら(あるいは現実にならなかったら)一番いいよねー」って思うことを公約に入れている政党・候補者に投票してください。それを掲げている政党がいないなら、二番目に叶うと嬉しいもの、三番目に叶うと嬉しいものと、徐々にランクを下げていけば、必ずどこかでヒットする政策はあります。原発ゼロでも、大学無償化でも、改憲反対でも、ダイバーシティ社会実現でもなんでも良いです。

 

 だから「魅力的な政策がない」という理由で投票しないのは、「そもそもあなたが自分にとって魅力的な政策の優先順位付けがしっかりできていない」というだけであって、原因はあなたにあるので、これを理由に投票しないのもおかしな話ということになってしまいます。

 

 だからみなさん。ちゃんと選挙には行きましょうね♪